top of page

業務用省エネ照明

見落としがちな、照明の電気代

電力消費の内訳で照明は、28.5%!(主要6業種平均)

資源エネルギー庁の調べによると、電力消費の内訳は、主要6業種(下表)の平均で
1位が空調で38.5%、2位が照明で28.5%となっており、この2つで実に67%を占めております。

照明が28.5%、空調に次いで2位!、これは驚くべき数値です。

biz_epower.png

電気代削減のために省エネ照明に取り換えを

家庭では、普通あまり照明の電気代については気にしていません。
しかし、事業経営では少々話が違ってきます。
それは使われている照明器具が蛍光灯だけではないからです。

居酒屋、レストランなどの飲食店やメンズやレディースなどのブティック、洋品店などでは、蛍光灯だけではなく、スポットライトとして、ハロゲン電球、ビーム電球が使われています。

 また、自動車ショールームや車検工場、倉庫などでは水銀灯が多く使われています。

これらは普通の蛍光灯などと比べかなり大きな消費電力であり、電気代がかさむ要因となっています。

syomei2.jpeg
syomei_tenpo3.jpeg
syomei_tenpo.jpeg
syomei_tenpo2.jpeg
syomei_car.jpeg

同じ明るさでも電球ごとに違う消費電力と寿命

一口に電球といっても、同じ明るさでも電球ごとに消費電力と寿命はかなり異なります。
照明の目的や、求める効果性に合致するのであれば、消費電力がより小さい電球を選びましょう。

ramp_fig.png

蛍光灯、ハロゲン球、ビーム球、水銀灯をエコLEDや無電極照明に

syomei_led.jpeg
syomei_lvd.jpeg

蛍光灯、ハロゲン電球、ビーム電球、水銀灯を省エネのエコLEDや無電極照明に取り換えましょう。

電気代が大幅に削減されるだけではなく、寿命も長くなるため、ダブルのメリットがあります。

省エネ照明に取り換えることの電気代削減効果

現状の電球を省エネ電球に取り換えた場合の事例を、業種別に表します。

居酒屋 50坪

 年間営業日;365日

1日の営業時間;9時間

 電気代単価;24.68円/kwh

<現状>
蛍光灯;45w×15本
ビーム球;100w×100本

<現状年間電気代>
865,462円

 <省エネ電球取替後>
LED;16w×15本
LED;16w×100本

 <取替後年間電気代>
149,176円

 <年間削減効果>

△716,286円

※初期投資;LED  230,000円 初年度で回収可能

ブティック 30坪

 <現状>
蛍光灯;45w×50本
ハロゲン電球;50w×60本

<現状年間電気代>
520,224円

 <省エネ電球取替後>
LED;16w×50本
LED;16w×60本

 <取替後年間電気代>
174,399円

  <年間削減効果>

△345,825円

※初期投資;LED  220,000円 初年度で回収可能

 自動車ショールーム 150坪

 年間営業日;310日

1日の営業時間;12時間

 電気代単価;24.68円/kwh

 <現状>
水銀灯;400w×50本

 <現状年間電気代>
1,836,192円

<省エネ電球取替後>
LED;140w×50本

 <取替後年間電気代>
642,667円

  <年間削減効果>

△1,193,525円

※初期投資;LED  4,000,000円 4年で回収可能

 オフィス 30坪

 年間営業日;270日

1日の営業時間;12時間

 電気代単価;24.68円/kwh

 <現状>
蛍光灯;45w×100本
(50灯×2)

 <現状年間電気代>359,834円

 <省エネ電球取替後>
LED;22w×100本
(50灯×2)

 <取替後年間電気代>175,919円

  <年間削減効果>

△183,915円

※初期投資;LED  300,000円 2年で回収可能

 車検工場 60坪

 年間営業日;310日

1日の営業時間;9時間

 電気代単価;24.68円/kwh

 <現状>
水銀灯;400w×25本

 <現状年間電気代>688,572円

<省エネ電球取替後>
無電極照明;150w×25本

 <取替後年間電気代>258,214円

  <年間削減効果>

△430,358円

※初期投資;無電極照明  2,000,000円 5年で回収可能

 上記のように業種によっては、投資対効果で見て、初年度から効果が出る業種もあれば、数年かかって投資を回収し効果を出すという業種もあります。

 年間営業日;365日

 1日の営業時間;11時間   

 電気代単価;24.68円/kwh

省エネ型照明の、寿命が長いことによる経費削減効果

省エネ型照明を導入するメリットは、上記のような、電気代削減vs投資コスト、という効果だけではありません。

従来の照明は上記の表のように、寿命が短いため、省エネ型照明よりも、取替コストが余計にかかってしまいます。

10001537_s.jpg

・ビーム球はLEDと比べると    寿命は1/20    取替コストは20倍


・ハロゲンはLEDと比べると    寿命は1/13    取替コストは13倍


・蛍光灯はLEDと比べると    寿命は1/5    取替コストは5倍


・水銀灯はLEDと比べると    寿命は1/3    取替コストは3倍


・水銀灯は無電極と比べると    寿命は1/5    取替コストは5倍

但し水銀灯は倉庫等で天井が高い場合があり、その場合は特別の高所作業車が必要で、そのコストは1日50,000円以上かかります。

また、水銀灯は、水銀による環境問題から世界的に使用を禁止するという、「水銀条約」が締結され、2020年より製造、及び輸出、輸入が禁止されます。(日本電球工業会)

このように事業経営においては、照明器具、電球については省エネ型照明に取り換えるということは、経費削減の面だけでなく、社会問題も含んだ、大きな課題だと思われます。

この際、照明器具・電球を、省エネ型照明に取り換えましょう。

bottom of page